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【本書のタイトル『岡本流 驚きの ほぼ0円防災術』“0円”とは？】

「いつ起こるか分からない災害対策にお金をかけるのはちょっと…。」という声もよく耳にします。非常食や非常持出袋の準備、家具転倒防止対策、自宅の耐震化…。確かに多くの防災対策はお金が必要です。しかし、考え方次第で0円で実践できる対策もたくさんあると私は考えています。

たとえば、車を所有されている方なら誰しも、経費としてガソリン代がかかります。災害後の避難生活で車を使おうとした時、ガソリンが底をつきかけていたら、きっと「こまめに給油しておけば良かった」と後悔するはずです。災害後にこのような状況を回避するために、本書ではガソリンが半分を下回ったら給油するという「習慣を身につけること」を提案しています。習慣化する分には費用はかかりません。 また、防災対策に必要なものを新たに買い足すのではなく（追加の費用が不要という意味で「0円」）、どこのご家庭にも常にあるものや、普段は捨ててしまう（リサイクルする）ものを災害時に活用する方法についても記しました。

【目次】

はじめに

第１章　本書のタイトル『岡本流 驚きの ほぼ0円防災術』“0円”とは？

第２章　知って得する！災害後に役立つ身近なもの

２－１　お菓子や米、シリアルなどのプラ袋（被災後のゴミのにおい対策）

２－２　古いスマホ、どうしていますか？（災害後の停電対策と情報収集対策）

２－３　塩の使い道は14,000通り！（命を守る塩、災害後の口腔ケア）

２－４　ペットボトルでライフライン停止に備える

２－５　牛乳パック（災害後の洗い物を減らす工夫、着火剤としての活用）

第３章　習慣にする

３－１　トイレにすぐ行く

３－２　補充する

◎ちょっと寄り道　車中泊について

３－３　防災用品は分散保管　～垂直避難にも対応～

３－４　お金の防災対策

おわりに　～「今だからこそできること」を考えよう！～